子供の教育費いくら? 学費と学資保険

日本生命「ニッセイ学資保険/こどもの保険」の満期受け取り年齢&お祝い金

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日本生命の学資保険には「ニッセイ学資保険」と「ニッセイこどもの保険」の2種類あります。

返戻率の高さが魅力 ニッセイ学資保険

「ニッセイ学資保険」は、大学入学時のまとまったお金を準備できるように貯蓄を重視したタイプの保険で、返戻率の高さが魅力です。

受け取り方

大学入学時と以後4年にわたって学資年金を受け取ることができます。

他に、2つ受け取り方があり、教育資金の使い道によって受け取り方を選ぶことができます。

大学入学時にまとめて、以後4年間にわたって受け取る

大学受験費用、大学入学費用などで高額なお金が必要になるので大学入学時の学資金を高く設定し、以後4年間は授業料にあてることができます。

大学入学時に一括で受け取る

大学受験費用、大学入学費用、授業料など、まとまったお金を準備することができます。

大学入学時~4年生まで年金形式で受け取る

積み立てた教育資金を4年間に分割して受け取るので、大学の入学金には向きませんが、授業料の支払いに備えるのに適しています。

契約者が死亡した場合

契約者が死亡した場合には、以後の保険料払込が不要になり、満期になると満期保険金を受け取ることができます。

ただし、高度障害状態では保険料払込免除にはなりません。(他社の多くは、高度障害状態でも保険料払込免除になります)

お祝い金

小・中・高校入学時にもカバンや制服などまとまったお金が必要になります。それに備えるためにこども祝い金を受け取れるタイプが選択できます。

こども祝い金付きにした場合は、祝い金なしに比べて返戻率が下がります。

満期

満期は17歳または18歳から選べます。これは、子どもの誕生日や契約するタイミングによって学資年金が受け取れるタイミングが異なるからです。

たとえば、2016年5月生まれの子どもがいて、同年9月に18歳満期で加入した場合(契約日は2016年10月1日)、子どもが18歳になった年の10月に学資年金を受け取れます。

しかし、子どもが2015年12月生まれで2016年9月に加入すると、17歳満期で設定しないと受験に間に合わないことになります。くわしくは、シミュレーションで確認できます。

ニッセイ学資保険シミュレーション

https://www.nissay.co.jp/kojin/gakushi/simulation/

祖父母も契約者になれる?

契約者には親だけでなく祖父母もなることができるため、「孫のために保険で何か残したい」と考えているおじいちゃんおばあちゃんの想いを形にすることができます。

ただし、祖父母が契約者になる場合はこども祝い金をつけることは不可で、保険料払込期間も5年までと決められています。

全期前納といって、まとめて保険料を払い込む方法が取られることが多いようです。

子どもの医療保障はつけられる?

子どもの医療保障についてですが、この保険は、教育資金を貯めることに重視したものなので、子どもの医療保障を付けることはできません。

子どもには基本的に医療費がかからない(健康保険だと2割負担で、自治体によってはほぼ無料の場合も)ことが多いですが、心配な場合は子ども用の医療保険に加入しておくと良いでしょう。

ただし、ニッセイの総合医療保険だと加入は3歳からになるため、0歳からでも加入可能な他社の医療保険への加入をおすすめします。

(私は、わが子には生後6か月ごろに終身医療保険(メットライフ生命)、終身ガン治療保険(メットライフ生命)に加入しました。

自治体の医療費助成があるため子どもには医療費があまりかかりませんが、身近に小児がんである白血病にかかった人がいて、治療のためにかなり遠方の病院に通っていたのを知っていたため、他人ごとではないと思い、医療保障とガン保障を0歳から備えています。実際、保険に加入した5月時点では、子どもは健康そのものでしたが、8月ごろから顔のこめかみに血豆のようなものができはじめ、皮膚科を紹介してもらったところ、【毛細血管拡張性肉芽腫】という病気でした。レーザー手術で完治しましたが、本当、いつ何が起こるかわからないです。)

 

育英年金・子どもの保障が魅力【ニッセイこどもの保険】

【ニッセイこどもの保険】は、貯蓄よりも保障に重点を置いているもので、契約者が死亡した場合には育英年金が満期(子どもが18歳もしくは22歳)を迎えるまで支払われます。
(高度障害状態による保険料払込免除の取り扱いはなし)

受け取り方

小・中・高・大学入学時にお祝い金が支払われますが、満期まで据え置きされます。必要な時に引き出すことも可能です。

18歳満期の場合は小・中・高校入学時には基準保険金の10%、大学入学時に基準保険金の100%が支払われます。

基準保険金を200万円で設定していた場合、小・中・高で200万円×10%=20万円ずつ、計60万円が、大学入学時で200万円が支払われるため、受け取れるのは260万円(利息や配当金があればそれに上乗せ)となります。

22歳満期の場合には、お祝い金が1回増えるため280万円が受け取れることになります。

しかし、まとまったお金が受け取れるのは大学卒業後の22歳の時なので、大学進学費用をまかなうのには適していません。満期の設定に注意しましょう。

契約者が死亡した場合

契約者が死亡した場合は、以後の保険料の払い込みが不要になります。また、育英年金が、基準保険金額の40%、毎年支払われます。

たとえば、基準保険金を200万円で設定した場合、200万円×40%=80万円が毎年の年金額になります。

小・中・高校入学時と満期時にお祝い金を受け取ることができます。

満期

18歳もしくは22歳から選べます。大学入学のための資金を準備したいのであれば18歳満期を選びましょう。

22歳満期を選んだ場合は、22歳にならないと基準保険金額の100%を受け取ることができません。

ただし、22歳満期を選択した場合、契約者に万が一の場合には大学卒業まで育英年金を受け取れるので教育資金に困らずに済むのがメリットです。

祖父母も契約者になれる?

契約者の契約年齢は65歳までとなっているため、祖父母でも契約は可能です。(ただし、育英年金という、契約者の保障がついているため、保険料がかなり割高になると推測します)

子どもの医療保障

この商品は、子どもに医療保障を付けることができます。これは満期を迎えたら消滅していまいますので、満期時(18歳もしくは22歳)には新たに子どもの医療保険を検討する必要が出てきます。

こんなオプションも

また、契約者保障保険料払込免除特約という特約を付けることで、三大疾病・身体障害・要介護状態になった場合(会社所定)に、以後の保険料払込が免除となります。

ニッセイ学資保険と異なり、パパやママの死亡や三大疾病などの場合にも教育費に困らないような商品になっています。

 

ニッセイ学資保険とニッセイこどもの保険の比較表

商品名 ニッセイ学資保険 ニッセイこどもの保険
契約できる年齢
 契約者 別表参照 男性:18歳~65歳

女性:16歳~65歳

 子ども 別表参照 0~2歳
出生前からの加入 140日前から可能 140日前から可能
保険料払込期間 5年/10年/18歳 18年/22年
受け取り方 年金受け取り/一括受取 一括受取
こども祝い金の有無 祝い金あり・なし選択可 有り(満期まで据え置き)
育英年金の有無 無し 有り(満期金の40%)
契約者が死亡した場合 保険料払込免除

満期保険金受け取り

保険料払込免除

育英年金、満期保険金受け取り

子どもが死亡した場合 払込保険料を返還 払込保険料を返還
子どもの医療特約 なし 子ども総合医療保険を付加できる(出生後)

 

別表)ニッセイ学資保険 契約年齢について

こども祝い金なし型

保険料払込期間 子ども 契約者
学資年金開始年齢まで 男性:18歳~45歳
10年 0~6歳 女性:16歳~45歳
5年 男性:18歳~69歳
女性:16歳~69歳

こども祝い金あり型

保険料払込期間 子ども 契約者
学資年金開始年齢まで 0~2歳 男性:18歳~45歳
女性:16歳~45歳

 

*当記事の情報は最初の執筆時がベースのため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
公式サイト:
日本生命保険 ニッセイこどもの保険
https://www.nissay.co.jp/kojin/shohin/seiho/kodomo/
日本生命保険 ニッセイ学資保険
https://www.nissay.co.jp/kojin/gakushi/

 

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