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自営業や個人事業主で申込書に書く勤務先はどこ?自宅でもOK?
事務所を構えている自営業とか個人事業主人の場合って、勤務先は事務所の電話番号を書いて在籍確認の電話もそこにかかってくるんですよね。
もし本人が出れなくても大丈夫なのかな?
そうですよ。自営業の事務所に電話をかけて、申込者本人が電話を取れば在籍確認完了となります。
もちろん本人以外の人が電話を取ったとしても、在籍が確認できればOKですよ。
フリーランスの人なんかは、自宅兼事務所にしている人も多いと思うんだけど、そういう場合はどうなるんだろう?
フリーランスの方の場合も、自宅と勤務先の住所・電話番号が同一ということなので、在籍確認はその番号にかけます。
本人またはご家族が電話を取ると思いますが、そこにいるということが確認できれば在籍確認完了ですね。
フリーランスで仕事の電話が携帯電話のみの人ってどうなの?
フリーランスの人で連絡が取りやすいようにって、仕事の電話は携帯電話で受けている人もいるかもしれない気がするんだけど、こういうのって審査上どうなんですか?
勤務先として記載された電話番号が携帯電話の番号のみですと、ほぼ間違いなく審査は通らないです。
この辺はスリーランスかどうかは関係なくて、勤務先の固定電話という点が重要です。
なるほど!
ここは自営業・個人事業主・フリーランスにかかわらず重要なポイントということだそうです。
なので「自宅の固定電話の有無と職場の固定電話の有無」について特集した記事を書きましたので、是非そこも目を通してくださいね。↑コチラ
自営業や個人事業主はカードローン審査に通らない?審査落ちる?
よく、自営業や個人事業主は会社に勤務している人より審査が通りにくいという話を聞くんだけど、やっぱりそういうもんなんですか?
会社員に比べれば個人事業主は収入が安定していないので、審査に通りにくい面もあると思います。
同じ年収500万円の会社員と個人事業主であれば、前者のほうが断然有利です。
2人とも審査に通ったとしても、会社員は限度額100万円、個人事業主は限度額50万円、という感じで差がつきます。
事業や商売の黒字・赤字は審査に関係ありますか?
年収でいくらぐらいだと、みたいな判断基準はあるんですか?
最近は「限度額○万円未満は収入証明書不要」という所が多いので、必ずしも年収を書類で確認するとは限りません。
ローン会社側は、申込者の商売が黒字なのか赤字なのかの実態はまったく分かりません。もちろん提出された書類からの判断はできるのですが、実際の年収はあくまでも本人が申告した年収を信じて審査することになります。
年収の最低ラインなんかは社内的に決まっていたりするんでしょうか?
会社によるとは思うのですが、私がいた消費者金融、銀行共に最低年収などは特に決まっていませんでした。
私が見てきた事例ですと、自営業で年収200万円でも契約できる人は結構いますし、逆に年収5000万円でも契約できない人もいます。
なるほど~年収は必ずしも当てにならないんですね。
自営業だといっとき商売が大当たりして、その時に結構大きな家を建てたりする人もいると思うんだけど、持ち家があるというのはプラスに働きますか?
持ち家の有無については、確かに持ち家がある人のほうが有利ではあります。
ただし、いくら持ち家があっても、年収のわりに住宅ローンの負担額が大きければ、自分の自由になるお金が少ないと見なされ、審査で不利になることもありますね。
年収5000万円でも契約できない人というのは、この辺のバランスが悪い人が多いと感じました。
やはり自営業・個人事業主は、会社員より借りにくい側面があるのは事実みたいですね。
ただし、自営業だから即審査落ち、年収が低いから即審査落ちということではなく、限度額に差が出やすいという形ですので、申込み前からあきらめる必要は無いと思います。
持ち家か賃貸かなどは審査に影響があるとのこと。この辺の事は「審査通らない?スコアリングの視点で審査落ちを防ぐ」というページにまとめましたので、是非そこも目を通してくださいね。
農業・漁業の在籍確認は?
自営業と言ってもいろいろな種類があります。自宅で家族で会社を経営しているのであれば、看板や電話帳に記載していることで在籍確認とされることもあります。ですが、自営業には農業や漁業といった人もたくさんいるでしょう。農業・漁業もれっきとした仕事で、場合によっては高収入の人もいます。ただ、そういった人の在籍確認の場合はどうするのでしょうか。農業・漁業は、当然自宅に『○○農業』や『△△漁業』などという看板を掲げている人もいませんし、電話帳にも載せている人もいないでしょう。あくまで個人宅ということになります。
実際、農業や漁業の人が消費者金融に申し込みをした場合には、在籍確認は自宅に連絡がいくことでしょう。もちろん、在籍確認というか、実際は申し込み内容の確認ということになるでしょう。そのため、農業・漁業をしているのかどうかという判断はそれだけではできないでしょう。では、無職の人は、勤務先を自宅にして、職業は【農業】と書いた方が審査が通るのでは?と思うことでしょう。確かに自宅に電話連絡が来るだけなら、その方が無職よりはいいでしょう。ただ、実は電話連絡をしているだけではない場合もあるのです。それは、記載した住所です。明らかに都会の都心部の住所なのに、自営業で農業・漁業というのはあり得ないでしょう。またアパートやマンション暮らしも当然怪しまれます。基本的に農業地域、漁業地域の住所であることが重要です。アパート暮らしで実家の農家をしているという人もいるでしょうが、その場合もあくまで実家の手伝いという扱いにしか見られません。
農業や林業 漁業で働く人も同じ。自営業か法人に勤務の会社員。
農家や漁師をやっている方というのは自営業の方も多いと思います。農林水産業に従事する方でも自営業ならば考え方は上記と同じです。農業法人に勤務する形や水産会社に勤務する形で漁業をしている方は会社員と同じ扱いだと考えて差し支えありません。
農家の方はJAバンクで借りる方が多かったりと、農林水産業に従事する方は職業柄つながりのあるところで借りる・カードローンに申込む方が多いと思います。
ネット銀行のカードローンはネットが繋がりさえすれば(あと、提携コンビニエンスストアのATMも住まいの近くにあった方がよいですが)使えますので、ある意味しがらみがないところで使いたい方には便利なカードローンかも知れません。
JAバンクのカードローンはネットからの申込は地域限定
JAバンクのカードローンは、下記の中で紫色の地域しか基本的には申込めませんよ。