初心者のための仮想通貨の始め方 &暗号資産の仕組み

初心者のための仮想通貨の始め方

仮想通貨(暗号資産)の取引をはじめるには、
1,仮想通貨取引所に口座を作って入金
2,そのお金でビットコインなどの仮想通貨を購入する
という流れになります。

金融庁の認可を受けた大手の取引所がおすすめ

仮想通貨の魅力のひとつは、国単位の通貨の枠を超えた世界規模的なデジタル上の資産であること。
国の通貨とは別体系の資産となるわけです。

なので、海外の取引所に口座を持って購入することもかんたんですが、初心者はまず安全性を考えて、国の認可(金融庁に登録)を受けた日本の大手の取引所を使いましょう。

ナス夫
現在30業者が認可を受けていますが、おすすめ業者は下記ですね

※スマホは横スクロールで表が全部見れます。

取引所名 取扱通貨数 取引手数料 出金手数料 解説
GMOコイン 19通貨 無料 無料
大口出金400円
特集
コインチェック 17通貨 無料 一律407円 特集
ビットフライヤー 14通貨 取引所:
0.01~0.15%
220円~770円 特集
DMMビットコイン 14通貨 無料 無料 特集
ザイフ 14通貨 メイカー:無料
テイカー:0.1%
3万円未満:385円
3万円以上:770円
特集
ビットバンク 13通貨 メイカー:0.02%
テイカー:0.12%
3万円未満:550円
3万円以上:770円
特集

 

絶対に知っておくべき仮想通貨の税金のこと

利益が20万円を超えたら確定申告

仮想通貨の売却や取引で利益が20万円を超えた場合は、
翌年3月に確定申告が必要です。

たとえば、
仮想通貨を売ったら50万円だった場合、
その仮想通貨を買うのに10万円使っていたら、
50万円-10万円=40万円(ざっくりの所得金額)で、確定申告が必要です。

非常に注意が必要なのは、
10万円の円でたとえばビットコインを買ったら50万円まで値上がったという状態で(売却はまだしていないので利益の確定もまだ)、そのビットコインで別の仮想通貨を買った場合も、その時点での所得を計算する必要があり課税対象になっているということ。

このことを知らずに、あとから税金で泣く人が多いです。
ですので慣れないうちは、仮想通貨で仮想通貨をバンバン買うという取引は避けておいたほうが無難です。現金で仮想通貨を買ってしばらく様子をみましょう。

雑所得で総合課税

仮想通貨で得た利益は、雑所得という分類で他の所得と合算したうえで税金を計算します。

雑所得の場合は、赤字が出ていても所得金額がゼロとして扱われます。つまり仮想通貨の赤字の金額をマイナスとして他の所得から差し引くことはできないのです。

また、給与所得などと合算した所得に税金がかかる方式を総合課税といいます。総合課税は所得の金額に応じて税金が高くなりますので、仮想通貨で大きく利益がでた場合は税金も多額になりますので、この点での注意も必要です。

 

仮想通貨の王様 ビットコインとは?

仮想通貨はドルや円などの、いわゆる国が定める通貨(法定通貨)とは異なるデジタル上の疑似通貨的資産のこと。

ビットコインは仮想通貨の一種ですが、実質的に仮想通貨の基軸通貨となっています。法定通貨でいうドルと円とユーロの3通貨を合わせたぐらいの影響力を持つ存在。

基本的に、ビットコインで他のほとんどの仮想通貨(アルトコイン)を買うことはできますが、逆に、アルトコインでビットコインを買うことはできません。

この点だけを見てもその中心的存在であることが分かりますね。
※ビットコイン以外の仮想通貨を総称してアルトコインといいます。アルトコインの中でも時価総額が小さく知名度も低いものは草コインと呼ばれています。

仮想通貨と法定通貨の違い

法定通貨(ドルや円など) 仮想通貨(ビットコインなど)
 実物 ある(紙幣や硬貨) なし(ネット上の数字)
 発行主体 中央銀行や政府
(中央管理)
なし
プログラムで規定・分散型ネットワーク
 信用 高い
(国が価値を裏付ける)
 流動的(状況によって変動)
通貨の信用度が低い国で、
暴落した通貨より信用が高くなるなど
 発行量 無限(金融政策次第) 有限
(各仮想通貨によって枚数は異なる)
 額面 額面一定
円なら10円・1000円など
 実物がないので細かい数字もある
1ビットコインに満たない
0.001ビットコインで買い物も可能
 価値・価格変動 小さい 大きい
 取引の場 銀行など金融機関や
証券会社など
仮想通貨の取引所
 偽造 可能だが見破られやすい 困難
法定通貨より偽造されにくいとされる

 

ナス夫
ここではポイントをかいつまんでお伝えしました
下の個別記事でもっと詳しく仮想通貨のことを初心者向けに解説しています

僕もまだまだ仮想通貨を勉強中ですので、自分が得た知識を整理しながら書いていこうと思います