セキュリティソフトのノートンを利用していると、気がついたら自動延長・更新済みのメールが来ていたという経験をした人も多いのではないでしょうか。
最近は、有効期間切れの前に「お客様がご利用になられている製品の期限切れが近づいております」という案内メールが来るようになっているので、そこで気がついて延長設定を切っていない自分が悪いと言えば悪いのですが…
でも、自動延長で更新料金をすでに払ってしまった場合でも、60日以内ならキャンセル解約で返金されるのをご存知でしょうか?
目次
キャンセルで解約して返金するには?
ノートンの公式サイトで、サポートと連絡を取る方法が3つ(コミュニティ、チャット、電話)案内されています。
https://support.norton.com/sp/ja/jp/home/current/contact
コミュニティで質問する
いわゆる掲示板的なところに書き込んで返信をもらいます。
これは、個人情報が必要な停止や解約にはそぐわないので使えません。
チャットサポート
担当者に直接質問して問題を解決することができます。
待ち時間も少なく手軽にサポートを受けることができるので、チャットサポートが簡単でおすすめです。24 時間 365 日利用できますしね。
僕自身もチャットで停止や解約をしました。
場合によっては、日本人ではない担当者の翻訳でのやり取りになるのかも知れませんが、僕の場合、日本人の方が担当してくれました。担当名がどうみても日本人名でしたから。
チャットサポートを使うなら、下記URLがフォームに直接行けるので、必要事項を記入して次へをクリックして進んでください。
https://support.norton.com/sp/ja/jp/home/current/contact-chat
自動延長されてしまったライセンスの解約と返金を希望しております。
よろしくお願いいたします。
電話サポート
担当者に電話で質問して問題を解決することもできます。
月~金の10:00 - 19:00 の間に利用が可能で、土日祝祭日はお休みです。
混み合っている時には、待ち時間が長くなる可能性があります。
電話をかける前に、下記URLのフォームに必要事項を記入することが先に求められます。
https://support.norton.com/sp/ja/jp/home/current/contact-phone
※内容によっては先にチャットに回される可能性もあります。
チャットサポートで返金やり取りの内容
こんな感じでチャットサポートがスタートします。
提示された選択肢を選んで行くと、担当オペレーターさんがついて人とのやり取りとなります。
この後、返金したい製品の契約状況の確認が取れると(基本的に向こうでやってくれます)、返金になるのですが、今後のセキュリティ対策・返金理由を問われます。
返金理由を聞かれる
上の画像のキャプチャにあるように、下記の選択肢で返金理由が聞かれました。
- パソコンを使わない(スマホやタブレットを主に使用中)
- 別のノートン製品を利用している(二重購入など)
- 他社セキュリティ製品の利用
- 価格に対する不満がある
自分の家でパソコン・タブレットと複数台使うのに加えて、実家の老親のパソコンのセキュリティにも使っていたため、アカウントを2つ分(3ライセンス×2)持っていたんですよね。
でも、台数が減ったので、1アカウント3ライセンスで収まるようになったので、アカウントひとつ分を停止しようと思っていたのに、期限を忘れていて自動延長で更新となっていました。
その旨も合わせて伝えると、返金以外の提案がありました。
解約・返金に代わる提案
「重複購入の場合、現在利用中の製品に有効期間を統合することも可能ですが、いかかでしょうか」とのこと。
延長や継続より新規で購入したほうが安く済むということも知っていたので(後で詳述します)、ここで断って普通に返金してもらっても良かったのですが、しばらく忙しく、再度セキュリティに関して時間が取られるのも嫌だったので、今回は提案に乗りました。
利用中のノートンのプロダクトキーを聞かれるので、ノートンのアカウントにログインして調べて伝えると、オペレーターさんがその場で手続きをしてくれます。
しばらくして解約・返金したい方ではない利用継続の方に、日数の延長がなされました。
ですので今回の僕の場合、実際は最終的には返金まで至らずに終わっています。
提案を断って返金してもらう
このページを読んでいる人の大半は、返金してもらいたい人でしょう。
返金を求める人は、上記のような他の提案があっても「今回はいいです、返金を希望します」とスパッとお伝えしましょう。
最初に返金理由を聞かれたときに「3,他社セキュリティ製品の利用」か「4,価格に対する不満がある」で答えておくと、提案があっても断りやすいですよね。
それと、一度断った後はしつこくありませんので、ご安心ください。
ノートンは延長継続より新規で購入したほうが安いということはオペレーターさんも当然知っているので、「今回は一度やめます、価格をできるだけ安くしたいので新規で買い直します」という断り方も良いかと思います。
延長より新規購入の方が料金が安い理由
ノートンは(他社のウィルス対策セキュリティソフトも同様だったりしますが)、自動延長料金より新規購入価格の方が安いので、そこが理由で延長したくないという人もいるのではないでしょうか。
より高い金額を自動延長で更新されてしまうと、消費者としては「イラッと」してしまいますよね。
なので、そこを質問してみました。
自動延長の方が料金が高くなる理由は、
「新規購入はインストールや登録などの手間が購入者側にかかるので、その分安くしている」
とのことでした。
なるほど、そう言われれば、まあたしかにそうかなとも思います。
でも、さほど手間ではないですし、オペレーターさんも「新規で購入しても大丈夫ですよ」というような回答をしていますので、少しでも料金を安くしたい人は新規で買い直すのもありですね!
ただ、今回、オペレーターさんからの案内はありませんでしたが、自動延長だと特典のセキュリティ保険(補償)がついてくるのはご存知でしょうか?
自動延長サービス利用にはセキュリティ保険が特典でつく
セキュリティ保険・補償の内容
- クレジットカードの不正利用を年間最高100万円まで補償 ※1
- PCがウィルス等に感染した場合、PCのOS復旧費用として年間3万円まで補償 ※2
- PCの外部から不正アクセス等により、第三者への損害賠償を与えた場合、50万円まで補償 ※3
※1 補償にあたり、対象のノートン製品を購入した際に利用したクレジットカードの情報が、ノートン製品が入ったPCから不正取得された事が条件となります。
※2 補償にあたり、ノートンlifelockのサービス担当者又はノートンlifelock指定の業者がウイルス駆除代行を行ったものの駆除できなかった場合が対象となります。
※3 ユーザーが私用PCで業務をする際に脆弱なネットワーク(無料Wi-Fi等)に接続し、不正アクセスを受けたことに起因し、情報漏洩やシステム破壊など勤務先に損害を与えた場合、従業員個人として負う賠償責任を補償します(ユーザーが実際に法律上の損害賠償責任を負う場合に限ります)。
もっと詳細を知りたい方は、ノートン公式サイト(下記URL)の「保険(補償)の内容について」をご確認ください。
ノートン公式:https://www.nortonstore.jp/promo/arpromotion/insurance/
セキュリティ保険・補償の対象者
3台以上のデバイスに利用可能な以下のノートン製品をインストールし、アクティブ化を完了したPCの所有者が対象になります。
ノートン プロテクション プロミス対象製品
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- ノートン アンチウイルスプラス
- ノートン 360 スタンダード
- ノートン 360 ベーシック
- ノートン 360 for Gamers
- ノートン 360 デラックス
- ノートン 360 デラックスⅠ
- ノートン 360 プレミアム
- ノートン 360 プレミアムⅠ
- ノートン 360 プレミアムⅡ
- ノートン 360 プレミアムⅢ
- ノートン 360 プラチナ
- ノートン セキュリティ デラックス
- ノートン セキュリティ プレミアム
- ノートン セキュリティ ウルトラ
- ノートン セキュリティ
- ノートン セキュリティ with バックアップ
- ノートン インターネットセキュリティ
- ノートン インターネットセキュリティ ネットブックエディション
- ノートン インターネットセキュリティ Mac版
- ノートン 360
- ノートン 360 ネットブックエディション
- ノートン 360 プレミア エディション
- ノートン 360 プレミア ネットブックエディション
- ノートン 360 マルチデバイス
- 対象のノートン製品の自動延長サービスの利用者
- 対象のノートン製品を購入したクレジットカードの所有者
上記の対象商品は下記URLのノートン公式サイトより
引用元:https://www.nortonstore.jp/promo/arpromotion/insurance/
自動延長だと、これらの補償がつく保険にも自動加入ということで、少しでも安く派以外の方は、自動延長による更新も悪くないのかも知れませんね。
返金には期間の期限あり
返金は更新から60日以内ですのでご注意ください。
もともと、「ノートン製品に満足いただけない場合、購入(支払日)から60日以内の全額返金保証期間を用意しております」というのがノートンの方針ですので、そこに沿っての返金対応ということになります。
解約や返金の手続きそのものは、チャットならオペレーターさんとのやり取りに心理的負担は少なく、なんてことはありませんよ。
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