住宅ローン審査基準と金利!審査通りやすい借りやすい銀行どこ?

りそな銀行の住宅ローン 金利と審査基準 徹底解説

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

目次

商品概要

まずはりそな銀行住宅ローンの金利や申込条件や手数料などについて詳しく解説していきます。

手数料

りそな銀行住宅ローンは、手数料や保証料タイプを2つから選択することができ、どちらの手数料タイプを選択するかによって金利が異なりますので、手数料について解説していきたいと思います。

りそな銀行の住宅ローンは保証料型と融資手数料型という2つの中から1つを選択することになります。

保証料型

保証会社手数料:32,400円
保証料:借入金額と借入期間によって異なる

なお、りそな銀行住宅ローンの保証料は以下のようになっています。

借入期間 融資金額100万円
あたりの保証料
5年 4,580円
10年 8,544円
15年 11,982円
20年 14,834円
25年 17,254円
30年 19,137円
35年 20,614円

たとえば、3,000万円を30年で借りた場合には、19,317円×30=579,510円ということになります。

融資手数料型

融資手数料型の場合には32,400円の保証会社手数料と、融資金額×2.16%の手数料が必要になり、保証料は必要ありません。

たとえば3,000万円借りた場合には、648,000円ということになりますので、「保証料型を選択した方が得なんじゃないの?」とお思いの人も多いかもしれません。

しかし、後述しますが、保証料型の住宅ローンの方が金利が高くなります。

一方、融資手数料型の住宅ローンの場合には、借入期間にかかわらず一律で融資金額×2.16%の手数料が必要になるので、借入期間が短い場合には、保証料型を選択しておいた方が圧倒的に諸費用は安くなります。

借入期間と金利などからしっかりとシミュレーションを行い、得になる方を選択する必要があります。

新規借入時の金利

新規借入時の金利は手数料タイプをどちらにするのかによって以下のように異なります。

全期間型 当初型
融資手数料型 保証料
一括前払い型
融資手数料型 保証料
一括前払い型
変動金利 0.470% 0.525% - -
固定2年 0.995% 1.050% 0.945% 1.000%
固定3年 0.995% 1.050% 0.945% 1.000%
固定5年 0.995% 1.050% 0.945% 1.000%
固定7年 0.995% 1.050% 0.945% 1.000%
固定10年 1.195% 1.250% 0.545% 0.600%
固定15年 1.695% 1.750% 1.645% 1.700%
固定20年 2.245% 2.300% 2.195% 2.250%

全期間型というのは、住宅ローンを借りている全期間金利が基準金利よりも優遇され、当初型というのは、借入当初だけ大幅に金利が優遇されるという仕組みです。

以後の金利優遇は以下のようになります。

  • 全期間固定型の融資手数料型の場合:全期間最大 年▲2.005%
  • 全期間固定型の保証料型の場合:全期間型最大 年▲1.950%
  • 当初優遇型の融資手数料型の場合:当初:最大 年▲2.055%〜▲2.655% 固定期間終了後最大 年▲1.655%
  • 当初優遇型の保証料型の場合:当初:最大 年▲2.0%〜▲2.6% 固定期間終了後最大 年▲1.6%

このように、借入期間に応じて基準金利から優遇される金利が異なります。

借入残高が大きい借入当初により多くの金利優遇を受けたい場合と、将来金利が上がった時に備えて、長期的な金利優遇を受けたい場合で、自分が最も希望する金利プランを選択するようにしましょう。

借り換え時の金利

りそな銀行住宅ローンは借り換え時は、新規借入時金利が以下のように異なり、新規借入時と同様に全期間金利優遇と借入当初金融優遇から選択することが可能です。

また、WEB申込限定プランと、一般の借り換えローンで金利は異なります。

WEB申込限定プランの金利

全期間 当初型
変動金利 0.43% -
固定2年 0.95% 0.95%
固定3年 0.95% 0.95%
固定5年 0.95% 0.95%
固定7年 0.95% 0.95%
固定10年 1.15% 0.60%
固定15年 1.65% 1.65%
固定20年 2.20% 0.95%
  • 全期間固定型の保証料型の場合:全期間最大年▲2.046%
  • 当初優遇型の融資手数料型の場合:当初:最大 年▲2.046%〜3.3% 固定期間終了後最大 年▲2.046%

一般の借り換えローンの金利

全期間 当初型
変動金利 0.63% -
固定2年 1.15% 1.00%
固定3年 1.15% 1.00%
固定5年 1.15% 1.00%
固定7年 1.15% 1.00%
固定10年 1.35% 1.00%
固定15年 1.85% 1.70%
固定20年 2.40% 2.25%
  • 全期間固定型の保証料型の場合:全期間最大 年▲1.85%
  • 当初優遇型の融資手数料型の場合:当初年▲2.0%〜▲2.2% 固定期間終了後最大 年▲1.6%

申込条件

りそな銀行住宅ローンは以下の条件を全て満たしていないと申し込むことができません。

  • 借入時の年齢が満20歳以上満70歳未満で、最終返済時の年齢が満80歳未満の人
  • 前年の税込年収が100万円以上
  • 給与所得者の場合は、勤続年数1年以上の方、給与所得者以外の場合は、勤続または営業年数が3年以上
  • 団体信用生命保険に加入できる人

前年度年収が100万円以上というのは、住宅ローンの中ではハードルが低い条件ということができます。

とはいえ、実際に審査に通過するためには一定以上の年収があり、3年以上の勤続年数がないと審査に通過することは難しいでしょう。

 

りそな銀行住宅ローンの特徴

りそな銀行住宅ローンの特徴について解説していきたいと思います。

りそな銀行住宅ローンは金利プランの選択方法が非常に豊富で、借り換えにも力を入れているという点が大きな特徴でしょう。

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

保証料型と手数料型が選択できる

商品概要で説明したように、りそな銀行住宅ローンは、借入期間と金額に応じて定められた保証料を前払いで支払うか、借入金額×2.16%の手数料を支払うのかを選択することができます。

ネット銀行の住宅ローンは借入額に一定の利率を乗じた手数料を支払う形の住宅ローンがほとんどです。

一方、店舗型の銀行では、保証会社に保証料を支払う形が基本になります。

「どちらの方が得になるのだろう?」とお悩みの方も多く、実際にどちらが得になるのかは、金額や期間によってケースバイケースというのが実情です。

りそな銀行であれば、借入期間や借入金額に応じて最も得になる方法を選択することができます。

保証料型と手数料型で金利が異なる

保証型と融資手数料型で金利が異なり、融資手数料型の方が金利は低くます。

そのため、借入金額が大きく借入期間が長い住宅ローンを借りる場合には、融資手数料型を選択すべきかもしれません。

一方、金額が少なく、借入期間が短い場合には保証料型を選択することで金利は高くなりますが、諸費用が安くなるので得になる場合もあります。

このように、最も得になる方法の中から諸費用の支払方法を選択することができるというのも、りそな銀行住宅ローンのメリットです。

借り換えで金利が下がる

商品概要でご紹介したように、りそな銀行住宅ローンは借り換えをする場合には、新規借入時よりもさらに金利は低くなります。

変動金利0.43%というのは、借り換え時の金利最低水準のイオン銀行住宅ローンの0.42%に迫る金利ですので、りそな銀行住宅ローンは店舗型の銀行でありながらも、借り換えの場合には低金利のネット銀行と同水準で住宅ローンを利用することができるということです。

こちらも大きなメリットということができるでしょう。

団信革命加入で金利が下がる

団体信用生命保険については詳しくは後述しますが、保証が最も充実した「団信革命」という団体信用生命保険の特約に加入すると、金利はさらに0.05%優遇されます。

細かい金利の優遇条件は以下の通りです。

①「融資手数料型」を選択する人
②「団信革命」に加入する人
③「マイゲート(個人向けインターネットバンキング)」利用または申込みする人

上記3つの条件を満たせば金利は0.05%優遇されます。

団体信用生命保険は特約保険料がネックとなり、団信革命は特約保険料が0.05%必要になりますが、このキャンペーンを利用することによって、特約をつけても負担を軽くすることができます。

団体信用生命保険を充実させたいという人は、このキャンペーンを活用すれば大きなメリットがあると言えるのではないでしょうか?

保証会社付の住宅ローン

りそな銀行住宅ローンには保証会社の保証がついています。

融資金額×〇〇%と手数料が設定されているのは主にネット銀行住宅ローンですが、ネット銀行住宅ローンは保証会社の保証がつかないプロパー住宅ローンです。

プロパー住宅ローンは、もしも返済が滞った時には銀行は全て損失を背負わなければならないので、審査が厳しいと言われており、実際にネット銀行住宅ローンの審査に通過することはそれほど簡単ではありません。

りそな銀行住宅ローンは、その他の店舗型の銀行住宅ローンと同じように、保証会社の保証が必要になります。

その分、保証料は必要になりますが、審査は若干プロパー住宅ローンよりも緩くなっている可能性がありますし、少なくとも審査に融通が利く可能性は高いと言えるでしょう。

保証会社付の住宅ローンは、大口預金者の子供とか、メイン取引先の従業員など、銀行にとってプラスアルファの情報があり、それを保証会社に伝えれば審査に融通を利かせてくれることが多々あります。

筆者も銀行員時代に、家族に預金がある人の住宅ローンなどは、家族の預金状況を保証会社に説明して審査に通過させてもらった記憶が何度かあります。

一方、プロパー住宅ローンは審査が厳しいですし、特にネット銀行住宅ローンは、基本的に基準にない審査は行わないので、家族に預金があったりしても本人に信用がなければ審査に通過できないと考えた方がよいでしょう。

保証会社がついているからと言って、信用情報に問題があったり、返済負担率が基準外でも借りれるようなことはありませんが、りそな銀行住宅ローンの方がネット銀行よりも若干ですが、審査に融通か利くということは言えるでしょう。

住宅ローン利用者にはポイント付与などの様々な特典がある

りそな銀行で住宅ローンを借りると、りそなのポイントであるりそなクラブポイントが10,000ポイント付与されます。

りそなクラブポイントは、様々なポイントと交換することができ、たとえば100ポイントで、nanacoポイント100ポイント、WAONポイント100ポイント、ANAのマイル50マイルなどに変換可能です。

住宅ローンを借りるだけで10,000円分の電子マネーを付与されたことと同じになりますので、キャッシュバックと考えてもよいのではないでしょうか?

さらに、りそな銀行ATM手数料無料、コンビニATM利用手数料月3回までキャッシュバック、マイゲート(インターネットバンキング)他行振込手数料半額などの特典も受けることができます。

住宅ローン利用でりそなの他のローンの金利が優遇される

りそな銀行は住宅ローン利用者に対して、様々なローンで金利優遇を行なっています。

代表的なものとして以下のようなものがあります。

ローン 基準金利 住宅ローン利用者金利
マイカーローン 4.475% 1.900%
教育ローン 4.475% 2.975%
リフォームローン 4.475% 3.975%
あんしんリフォームローン 3.975% 3.475%
カードローン(10万円〜70万円) 12.475% 11.975%

このように、個人が銀行で利用する可能性が高いあらゆるローンの金利優遇を受けることができます。

カードローンは全ての限度額で基準金利よりも0.5%の金利優遇を受けることができますが、100万円未満の限度額で、11.975%という金利でカードローンを作ることができるのは非常に大きなメリットということができるでしょう。

 

りそな銀行住宅ローンの団体信用生命保険

最後にりそな銀行住宅ローンの団体信用生命保険の特約について詳しく解説していきたいと思います。

3大疾病特約

死亡・高度障害の保証の他に3大疾病について以下の状態になった場合に住宅ローン残高が0円になるという保証です。

がん 確定診断された時
急性心筋梗塞 ・60日以上所定の状態が継続したと医師に診断された時

・治療を直接の目的として、所定の手術を受けた時

脳卒中 ・60日以上所定の状態が継続したと医師に診断された時

・治療を直接の目的として、所定の手術を受けた時

特約保険料は金利+0.25%となります。

ただし、りそな銀行には女性専用の住宅ローンがあり、その場合には0.15%の上乗せとなります。

団信革命

団信革命とは、上記3大疾病に加えて、①病気やケガによる16の状態②要介護状態のいずれかになった場合に住宅ローン残高が0円となります。

特約保険料は金利+0.3%となります。

16の状態とは以下の状態を指します。

  1.  呼吸器の機能に著しい障害を永久に残し、酸素療法を受けたもの
  2. 恒久的心臓ペースメーカーを装着したもの
  3. 心臓の人工弁を置換したもの
  4. 肝臓の機能に著しい障害を永久に残したまたは肝移植を受けたもの
  5. 腎臓の機能を全く永久に失い、人工透析療法または腎移植を受けたもの
  6. ぼうこうを全摘出し、かつ、人工ぼうこうを造設したもの
  7. 直腸を切断し、かつ、人口肛門も造設したもの
  8. 両耳の聴力を全く永久に失ったもの
  9. 上肢を手関節以上失ったもの、上肢の用を全く永久に失ったもの、上肢の3大関節中の2関節用を全く永久に失ったもの
  10. 下肢の足関節以上で失ったもの、下肢の用を全く永久に失ったもの、下肢の3大関節中の2関節の用を全く永久に失ったもの
  11. 1眼の視力を全く永久に失ったもの
  12. 脊椎に著しい奇形または著しい運動障害を永久に残すもの
  13. 1手の5手指を失ったもの
  14. 1手の第1指(母指)および第2指(示指)を含んで4手指を失ったもの
  15. 10手指の用を全く永久に失ったもの
  16. 10手指を失ったもの

団信革命に加入して所定の条件を満たせば金利は0.05%優遇されるので、実際には3大疾病と同じ金利上乗せで上記の保証を受けることができます。

ワイド団信

りそな銀行には、一般の団信基準よりも審査が緩いワイド団信も用意されていますので、持病のある人で、一般団信に加入することができなかった人でも団信に加入できる可能性があります。

特約保険料は金利+0.3%です。

火災保険もお得

りそな銀行には、住宅ローン専用火災保険も用意されており、保険料が最大20%オフで非常にお得に加入することができます。

-住宅ローン審査基準と金利!審査通りやすい借りやすい銀行どこ?