死亡保障はいくら必要?生命保険の選び方

日本生命みらいのカタチのデメリット メリット評価と約款の内容を知ろう

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日本生命みらいのカタチは、12個の保障から必要と思う保障を組み合わせるものです。各保障は、定期または終身から選ぶことができます。定期タイプしか取扱っていないものもあります。

終身保険の保険料払込みが終わる年齢(定期保険では保険の更新の限度)として、指定年齢というものを設定して契約します。

終身タイプを取り扱っている保険(定期保険、3大疾病保障保険、介護保障保険)については、更新時に一定の範囲内で終身タイプに切り替えることができます。(諸条件有)

目次

日本生命みらいのカタチの特徴

生前給付型の保険が充実

生前給付型の保険とは、死亡保険金を死ぬ前、つまり生きているうちに受け取れるタイプの保険のことをいいます。

図の中の保険のうち、3大疾病保障保険、継続サポート3大疾病保障保険、身体障がい保障保険、介護保障保険は、生前給付型の保険です。これらの保険は、まず、死亡したら死亡保険金が支払われます。

そして、所定の状態(3大疾病保障保険をつけていて、3大疾病になった場合)になれば生きていても保険金を受け取ることができ、受け取った段階で保障は消滅します。

死亡保険と、大きな病気や障がいの保険とが一つになっているため、どちらに該当しても保険金を受け取れることになります。ただ、死亡保険がそこまで必要のない人(独身だったり、専業主婦だったり)にとっては、余分に死亡保険の保険料も支払うことになるので、割高感があります。

また、たとえば3大疾病保障をつけていて、3大疾病になり保険金を受け取ると、3大疾病保障についていた死亡保険金も消滅するので、その分だけ死亡保障が減ってしまいます。

3大疾病保険金を受け取れるため、当面の生活費には困らないかもしれませんが、死亡保険金の金額が減ってしまいます。

たとえば、子どもがまだ小さいうちに給付金の対象になり、万が一闘病の甲斐なく亡くなってしまった場合には、遺族の生活費に困る可能性もあります。

保険金を支払ってもらうための条件は、一昔前の保険では保険会社が決めたルールによって給付金の支払いが決められていましたが、この保険は、公的制度にリンクさせて支払い要件を決めています。
(特に身体障がい保障保険、介護保障保険)

ただ、公的制度が今後変更になった場合、契約当初とは保険金を受け取れる条件が変わってしまうこともあります。

必要な保障を組み合わせて自分だけの保険を作れる

定期保険や終身保険、生前給型保険の他に、医療保険や年金保険も組み合わせることができます。

医療保険を充実させたい、3大疾病保障を充実させたい、など、ニーズは様々ですが、それに合わせて組み合わせることができます。

ただし、がん入院保険を単品で持つことができなかったり、年金保険でも最低年金額を満たしていないと契約できなかったりと、組み合わせ方に制限があるため、何もかも自由にとはいかない印象です。

また、すべて一つの保険でまとめてしまうと、万が一の時のための保険なのか、それとも病気で入院したときの保険なのか、老後のための保険なのかがわかりづらくなることもあります。

保険期間は定期タイプがほとんどなので、定期的に保障を見直せる。

保障が一生涯続く終身タイプもありますが、多くは定期タイプになっています。20代くらいの若い年齢で契約すると、保険料を安く、大きな保障を持つことができます。

定期タイプは、10年や15年といった、定期的に更新を迎えるもので、保障内容を変えずに更新すると、保険料が上がります。

更新前には組み合わせる保障を買えるなどの見直しができますが、その際にも保険料が上がったり、保障が下がったりします。

年金保険や養老保険といった貯蓄型の保険と3大疾病保障保険(定期タイプ)を組み合わせていた場合、3大疾病保障保険の更新時に他の保障を組み込むなどして新しい保険にする(=契約転換)と、貯蓄型の保険まで保険料が変わってしまい、契約者にとっては不利になります。

 

日本生命みらいのカタチに加入のメリット評価

・大きな病気や身体障がい、介護などの、収入が減ってしまったり多額の出費になってしまったりする場合に備えられる。

・給付金の支払い基準が公的な制度とリンクしているので、わかりやすい。

・必要と思う保障を組み合わせられ、証券1つで保険を管理できる。

・保険料払込免除特約をつけた場合、3大疾病・身体障がい・要介護のいずれかに該当すれば以後の保険料の払い込みが不要になるため、病気や介護状態になってしまっても安心して保障を継続できる。

 

日本生命みらいのカタチに加入のメリット評価

・生前給付を受け取ると同時に、死亡保険金額も減ってしまう。

・生前給付の保障には死亡保障も同じ額(継続サポート3大疾病保障保険の死亡保険金は少額)だけついてくるため、死亡保障をそれほど必要のない人にとっては、大きな死亡保障を持つことになり、保険料が高くなってしまう。

・公的な制度が変更になった場合、支払い基準が契約当初よりも変わってしまう。

・保障の組み合わせには制限がある。

・定期的に更新がくるので、その度に見直しをしていると、見直しする必要のない保障まで切り替えてしまい、割高な保険料になる場合がある。

・先進医療特約がない。(その分、生前給付を充実させているが保険料が高い)

 

加入済みの保険と今の生活や将来設計が合っているか見直すと⇛損が減ります

 

約款から読み解く 保障内容と給付

3大疾病保障保険

所定のがん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中になった場合に一時金を受け取れます。上皮内がんの場合は3大疾病保険金額の10%を受け取れます。

また保険金額と同額の死亡保障もついているので、3大疾病にならずに死亡した場合は死亡保険金が遺族に支払われます。定期タイプと終身タイプを選べます。

継続サポート3大疾病保障保険

死亡保障を抑えて、3大疾病の給付に重点を置いたもので、死亡保障はほとんどありません。3大疾病になった時に3大疾病保険金を受け取れ、その後1年ごとに生きていれば継続サポート年金(3大疾病保険金の10%)を受け取れます。

身体障がい保障保険

身体障害者手帳1級~3級に該当した場合に、身体障がい保険金を受け取れます。身体障がいにならずに死亡した場合は死亡保険金が支払われます。

介護保障保険

公的介護保険制度の要介護2~5に該当した場合に介護保険金を受け取れます。また、終身タイプに変更することもできます。介護保障保険の給付に該当せずに亡くなった場合は、死亡保険金が支払われます。

定期保険

死亡時に死亡保険金が支払われます。終身保険よりも保険料を安く抑え、大きな死亡保障を持つことができます。

生存給付金付定期保険

定期保険ですが、3年ごと、満期時にお祝い金を受け取れます。

終身保険

一生涯の死亡保障を持つことができます。死亡時に死亡保険金が支払われます。

養老保険

死亡保険の一つですが、満期時に死亡保険金額と同じ金額を受け取れます。

年金保険

毎月(毎年)の保険料を積み立て、満期時に一括または年金形式で保険金を受け取れます。死亡保障はほとんどついていません。

総合医療保険

入院・手術に備えることができます。定期タイプ・終身タイプから選ぶことができます。

がん医療保険

がんで入院した場合の保障です。

特定損傷保険

骨折などに備える保険です。

特約について

保険料払込免除特約

3大疾病、身体障がい、要介護状態に該当した場合に、以後の保険料の払い込みが不要になります。

リビング・ニーズ特約

余命6カ月以内と判断されたら死亡保険金の全部または一部を受け取れます。

 

以上、日本生命みらいのカタチのメリット デメリット評価と約款概要でした

参考:日本生命保険相互会社
http://www.nissay.co.jp/kojin/shohin/ichiran/seiho.html
日本生命保険相互会社「生前給付保険」https://www.nissay.co.jp/kojin/kiso/shurui/kihon.html

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